マカオ政府博彩監察協調局は6月3日、2014年5月の月間カジノ売上が前年同月比9.3%、前月比3.3%のそれぞれ増となる323.54億パタカ(日本円換算:約4,164億円)だったと発表。
今年1~5月の累計カジノ売上は前年同期比15.8%増の1,658.71億パタカ(約2兆1,350億円)。統計発表後の3日午後、香港証券取引所に上場するマカオのゲーミング企業株が軒並み1.2~3.1%下落した。
5月はマカオのカジノに関して複数のネガティブ報道があったが、それでも4月同様に1日平均10.4億パタカのカジノ売上を記録している。今後、夏場にかけて特にマスゲーミング(平場)におけるカジノ売上の上昇基調も予想されることから、年間では大台の4,000億パタカ(約5兆1,486億円)突破の可能性は現実的とみられている。