マカオ、春節GW6日目までの累計インバウンド旅客数が100万人超に…単日平均約16.8万人

 中国本土で大型連休となる旧正月の春節ゴールデンウィーク(GW)はインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある多客期のひとつに数えられる。今年(2025年)の春節は1月29日で、中国本土では今年は1月28日から2月4日まで8日間の大型連休(春節ゴールデンウィーク)に。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が2月3日に公表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、春節GW6日目(春節から数えて5日目にあたる2月2日)のインバウンド旅客数は18万9123人だったとのこと。前年同時期の連休6日目との比較では6.9%増。

 このうち、中国本土からの旅客が全体の81.5%を占める15万4162人、香港からの旅客が同13.9%の2万6303人で、それぞれ前年同時期の同日から6.1%、5.3%増。

 今年の春節GW6日目までの累計では、総インバウンド旅客数が前年同時期から6.1%減の101万0139人、単日平均にして16万8357人に。

 MGTOは今年の春節GW8日間の単日平均インバウンド旅客数を前年同時期から9%増の約18.5万人とする事前予測を示していたが、インバウンド旅客の入境ピークとみられる2月1・2日を終えた時点で前年割れの状況となっている。

 参考までに、昨年同時期(2024年2月10〜17日の8日間)の総インバウンド旅客数は135万7803人、単日平均16万9725人だった。コロナ前2019年同時期の単日平均は17万1702人。

春節GW期間中に歩行者天国が実施されているタイパビレッジの様子(写真:マカオ政府経済・科技発展局、交通事務局、治安警察局、旅遊局、文化局、市政署)

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