マカオ国際空港、春節ホリデー7日間の旅客数が5.4%増の17万人超に

 マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司(CAM)は2月6日、今年(2025年)の旧正月の春節ホリデー期間(1月29日から2月4日までの7日間)の旅客数が顕著な増だったと発表。

 同社によれば、上述の7日間の総旅客数は延べ17万人超、フライト発着回数は延べ1265回で、それぞれ前年同時期から5.4%、6.7%増だったとのこと。コロナ前2019年同時期の8割まで回復。ピークは2月2・3日の2日間で、単日の旅客数はそれぞれ4%増の2.6万人、12%増の2.5万人に上ったという。

 市場別の分析では、旅客数に占める中国本土路線旅客の割合が50%、国際市場旅客が33%、台湾路線旅客が17%。上海、台北、バンコク路線が最も人気だったとした。

 また、前月(1月)の総旅客数は延べ68万人近く、フライト発着回数は延べ5261回で、それぞれ前年同月比15.1%、8.2%増。

 このほか、同社は国際路線の拡充につながるプロモーションを続々打ち出していく考えも明らかにした。

 今年の春節は1月29日で、中国本土では1月28日から2月4日まで8日間の大型連休となった。参考までに、マカオ政府旅遊局が2月5日に公表したインバウンド旅客数資料(速報値)を参照すると、8日間の総インバウンド旅客数は前年同時期から3.5%減の延べ約131万人だった。

春節ホリデー期間中のマカオ国際空港の様子(写真:CAM)

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