マカオの観光名所聖ポール天主堂跡付近で置き引き…フィリピン人の男逮捕
- 2025/2/13 13:41
- 社会・政治
マカオ治安警察局は2月12日、マカオの観光名所で置き引きしたとして、フィリピン人の男(50代)を逮捕したと発表。
同局によれば、同月6日未明、マカオ随一の観光名所として知られる世界遺産・聖ポール天主堂跡付近で写真撮影をしていたという市民から、撮影を終えた後、地面に置いていたバッグがなくなっていることに気づいたとする通報が寄せられたとのこと。報告被害額は約1100パタカ(日本円換算:約2万円)。
通報を受けた同局が公共エリアの監視システム「天眼」を活用して捜査を進めたところ、バッグを持ち去った男の存在が明らかとなり、その身元の特定に成功。同月10日夜、マカオ半島西部の河邊新街で逮捕し、男の滞在先を捜索したところ、被害者のバッグの発見に至ったという。
男は同局の調べに対し、犯行を認めており、同局では男を窃盗罪で検察院送致するとした。
マカオの観光名所やバス車内等では、しばしば置き引きやスリ事案が発生しており、警察が市民及び観光客へ警戒を呼びかけている。
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