マカオ、2025年1月の対外商品貿易統計公表…輸入額が12.2%減
- 2025/2/26 17:03
- 産業・経済
マカオ政府統計・センサス局は2月26日、今年(2025年)1月の対外商品貿易統計を公表。
今年1月の貿易総額は前年同月比11.2%減の119.0億パタカ(日本円換算:約2224億円)。輸出総額は0.3%増の11.3億パタカ(約211億円)、輸入総額は12.2%減の107.7億パタカ(約2013億円)で、貿易赤字は96.4億パタカ(約1802億円)に。
再輸出は1.7%減の10.0億パタカ(約187億円)で、このうち香水と酒類がそれぞれ2.1倍、90.8%増、カジノ用品と腕時計はそれぞれ29.6%、15.3%減。マカオ製の製品の輸出は9.5%減の1.3億パタカ(約24億円)となり、このうちコンフェクショナリーと医薬・有機化学製品がそれぞれ41.0%、24.8%減、衣料品と銅・銅製品がそれぞれ30.2%、12.3%増。
輸出先別では、香港特区が3.8%増の8.4億パタカ(約157億円)、EUが15.9%増の2645万パタカ(約4.9億円)だった一方、中国本土は32.3%減の5224万パタカ(約9.8億円)、米国は11.7%減の2487万パタカ(約4.6億円)に。品目別では、紡績品・衣料が15.5%増の1.2億パタカ(約22億円)、非紡績商品が1.3%減の10.1億パタカ(約189億円)。
輸入品の原産地別では、EUが9.3%減の34.6億パタカ(約647億円)、中国本土が11.7%減の32.0億パタカ(約598億円)、日本が3.0%増の6.9億パタカ(約129億円)。輸入元別では、中国本土が20.0%減の16.1億パタカ(約301億円)、香港が10.3%減の86.4億パタカ(約1615億円)。品目別では、消費財が9.6%減の82.9億パタカ(約1550億円)。このうち食品・飲料が4.6%減の21.0億パタカ(約393億円)、衣料品・靴類が10.9%減の11.7億パタカ(約219億円)、ゴールド製ネックレスが3.0%減の11.7億パタカ。このほか、燃料・潤滑油は8.2%増の6.0億パタカ(約112億円)、携帯電話は44.9%減の2.2億パタカ(約41億円)、建築資材は53.7%減の1.3億パタカ(約24億円)。
