マカオ・コロアン島で地元女性が野犬に咬まれ負傷

 マカオ・コロアン島の北部・聯生海濱路で4月1日、地元の60代の女性が野犬に咬まれる事故が発生。

 警察・消防の発表を総合すると、女性が現場付近を歩いていた際、突然野犬の群れに囲まれるかたちとなった後、このうち黒色の犬1匹に咬みつかれ、左脚の大腿部にケガをしたが、自力で脱出を図って警察へ通報。女性は救急車で搬送されたが、意識はしっかりしていたという。

 なお、現場に駆けつけた警察官が付近を捜索したものの、女性を咬んだとみられる犬の発見には至らず、警察が事故原因について捜査を進めているとのこと。

 記者もコロアン島を訪れた際、しばしば野犬の姿を見かけたことがある。マカオ市政署は2日、今回の事故発生現場周辺を含むコロアン島の各所など、野犬の出没が目立つ場所を中心にパトロール及び捕獲作戦を展開しており、昨年(2024年)通期の捕獲数は前年から5割超の増となる568匹に上ったことを明らかにした。

 同署は今回の事故を受け、市民に対して公共の場所で野生化した動物に餌を与えないこと、また野犬に遭遇した場合には冷静さを保ち、接触を避けるよう呼びかけるとともに、野犬を見かけた際には、同署のホットラインへ出没場所を通報するよう呼びかけた。

 コロアン島は豊かな自然が残る風光明媚なエリアとして知られるが、今回の事故現場のある島の北部一帯には工場が建ち並ぶほか、近年はマカオLRT(新交通システム)の乗り入れなどもあり、宅地造成が急速に進んでいる。

マカオの救急車(資料)=本紙撮影

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