マカオ「13ホテル」が入札による売却へ…JLLなど総代理店に
- 2025/4/18 16:50
- ツーリズム
総合不動産サービス企業のJLL(仲量聯行)は4月17日、同社がマカオ・コロアン島の石排灣地区に位置する「13ホテル(The 13 Hotel)」の一般競争入札による売却の共同総代理店に指名されたことを明らかにした。
同社によれば、13ホテルは22階建て、延床面積は約94万4993平方フィートで、199(広さ約1800〜5000平方フィートの客室196室と約1万平米のヴィラスタイルのスイート3室)の客室のほか、ジムやスパなどのレジャー施設、自動車150台、バイク40台を収容できる駐車場などを併設。現在、同社がマネジメントを担い、5つ星デラックスホテルのライセンスを更新し、施設の一部を以前の状態に戻しているという。
JLLマカオのシニアダイレクター、マーク・ウォン氏は、マカオにおけるインバウンド旅客数及びホテル客室稼働率といったツーリズム関連指標は回復が続いており、豪華なデザインと華麗さで注目を集め、また交通の便も良い同ホテルの潜在的価値は高く、ホテル全体を取得できる機会は市場でも極めて稀であることから、投資家が高い関心が寄せるとの予想を示した。
公開入札期限は2025年5月19日現地時間午後6時までで、JLLのほか、サヴィルズ(マカオ)社が共同総代理店となる。
