マカオ国際空港、2025年1Q及びイースターホリデーの旅客数が堅調な伸び

 マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司(CAM)は4月24日、今年第1四半期(2025年1〜3月)及び先のイースターホリデー期間の旅客数が前年同時期から堅調な伸びだったと発表。

 同社によれば、今年第1四半期の総旅客数は延べ183万人、フライト発着回数は延べ1.4万回で、それぞれ前年同時期から2.2%、1.6%増だったとのこと。市場別の分析では、旅客数に占める中国本土路線旅客の割合が46%、台湾路線旅客が18%、東南アジア・北東アジア路線旅客が36%。

 一方、地政学的情勢と世界経済の不確実性の影響により、貨物輸送料は9.5%減となり、年初に示した目標値の達成が困難な状況とした。

 先のイースターホリデー期間の総旅客数は前年同時期から3.5%増の延べ9.2万人、フライト発着回数は3.4%減の延べ638回だったという。

 このほか、同社では積極的に航空会社に対して新規路線の開設交渉を進めており、来月(5月)にはエアアジアのタワウ(マレーシア)線とチェジュ航空のチェジュ(韓国)線が就航予定とした。

マカオ国際空港の搭乗待合室の様子(写真:CAM)

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