団体旅客数、客室稼働率とも好調―14年5月

マカオ政府統計調査局は6月30日、今年(2014年)5月の団体旅行客及びホテル客室稼働率統計を発表。同月マカオを訪れた団体ツアー客はのべ前年同月比21%の大幅増となる92.5万人。ホテル客室稼働率は同7ポイント上昇の86%だった。日本からの団体客も復調を持続。

2014年5月にマカオを訪れた団体ツアー客のべ92.5万人の主な出発地別内訳は下記の通り。
・中国本土:73.4万人 24.6%増(うち広東省24.0万人 12.5%増)
・台湾:6.2万人 50.3%増
・香港:3.3万人 2.8%増
・韓国:2.7万人 1.5%減
・タイ:1.2万人 23.5%減
・日本:1.2万人 12.2%増

2014年1~5月の累計団体ツアー客数は前年同期比16%増の444.9万人。

マカオ全体で99軒のホテル(バジェットホテル含む、以下同)が今年5月末時点で提供する客室数は2.8万室となり、対前年1%減。うち、5つ星ホテルの客室は1.8万室で、全体に占める割合は66%。

2014年5月のホテル(バジェットホテル含む)客室稼働率は7ポイントの上昇となる86%、うち4つ星ホテルでは88%だった。一方、宿泊人数は3%減となるのべ88.6万人で、香港からのホテル宿泊旅客数は29%減の10.3万人だった。5つ星ホテルの宿泊者が総数の58%を占めた。平均滞在日数は前年から0.1日増の1.4泊。

今年1~5月の累計ホテル宿泊ゲスト数は前年同期比2%増の443.8万人、平均客室稼働率は同7ポイント増の86%。

マカオ外港フェリーターミナル(資料)―本紙撮影

マカオ外港フェリーターミナル(資料)―本紙撮影

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