第26回マカオ国際花火コンテスト開催概要発表ー今年も日本抜き

マカオ政府旅遊局は7月10日、毎年9月の週末を中心に開催されるマカオ国際花火コンテストについて、今年(2014年)の第26回大会を9月8、13、20、27日及び10月1日にマカオタワー正面海上で実施すると発表。

マカオ国際花火コンテストは通常の花火大会と異なり、国や地域を代表して出場する花火業者による作品の美しさを競うコンペティション形式を採用している点。今年の第26回大会の出場国・地域は中国台湾、クロアチア、中国、フランス、韓国、ポーランド、ポルトガル、オーストラリア、イタリア、スペイン。クロアチアとポーランドは初出場。日本チームは優勝の常連として知られるが、日中間の政治情勢の複雑化を受け、出場が決まっていた2012年に「辞退」という形で急きょ出場がなくなって以来、3大会連続で不出場となっている。政府主催のイベントでは露骨な日本外し、韓国優先の動きが見受けられたが、最近ではアートジャンルを中心に日本勢の復調の兆しがみられている。マカオを訪れる観光客数では、韓国が日本を上回るペースで伸長していることから、やむを得ない状況であることも確かだ。

マカオ国際花火コンテスト(イメージ)=2013年―本紙撮影

マカオ国際花火コンテスト(イメージ)=2013年―本紙撮影

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