マカオ大跡地の商業用途転換ない
- 2014/8/11 9:04
- 社会・政治
マカオ大学(澳門大學)のタイパ島から横琴新区の新キャンパスへの移転作業が進む中、複数の高等教育機関がマカオ政府に対して旧施設の使用要望を提出しており、跡地活用について注目が集まっている。政府は民間への商業用途の払い下げはないとの姿勢を堅持している。
8月10日にメディアの取材に応じたマカオ政府社会文化司の張裕司長(社会文化担当相)は、タイパ島で体育関連施設不足の解消のため、先行してマカオ大学体育館を増築を行い、一般開放する方針を語った。
マカオ政府では、現在もまだ新キャンパスへの移転作業途上にあり、跡地利用に関する決定をするには時期尚早であるとし、民間への商業用途の払い下げはせず、教育、研究、文化、人材育成のために活用するこれまで通りの方針をあらためて協調した。