マカオのカジノ市場心配ない―MGMチャイナのボウイCEO

マカオのカジノ売上が減速していることについて、カジノ付き複合リゾート、MGMマカオを運営するMGMチャイナのグラント・R・ボウイCEOは8月13日、大きな心配は無用であるとの考えを示した。正常な経済環境下で毎年3、4割の成長など不可能であるとの認識で、いずれにしてもマカオが世界最大のカジノ市場であることに変わりないと強調。

8月14日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。中国中央政府による海外への資金流出コントロールについて、同氏は透明性が高まってきているとし、マカオは中国の一部であることから、中央政府によるイニシアチブが長期的に見てマカオの資本市場に影響を及ぼすだろうとの見方を示した。また、最も重要となるのは中国本土のマクロコントロール政策だとした。中央政府はマカオの発展をサポートしており、過去にあったマクロコントロール政策を克服してきたことから、総合的に考えて問題ないとの見方。MGMチャイナは中央政府の政策に歩調を合わせるとしている。

昨今、カジノ従業員による賃上げなど待遇改善要求が相次いでいることについては、すでに今年第1季に月給2ヶ月分のボーナスを発表しており、従業員とのコミュニケーションを大切にしていきたいとの意向を示した。

MGMチャイナのボウイCEO(写真:MGM Macau)

MGMチャイナのボウイCEO(写真:MGM Macau)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は4月1日、”アイス”と呼ばれる覚醒剤の密売に絡み、マカオで内装工として就労する…
  2.  マカオ司法警察局は3月29日、中国人(中国本土居民)で構成される偽造ゲーミング(カジノ)チップ犯…
  3.  マカオとスペインのマドリードを結ぶエチオピア航空による国際貨物定期便が4月3日に就航。同日、マカ…
  4.  マカオ政府金融管理局は4月3日、今年(2025年)2月の貨幣・金融統計を公表。内容のサマリーは下…
  5.  マカオ・コロアン島の北部・聯生海濱路で4月1日、地元の60代の女性が野犬に咬まれる事故が発生。 …

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…
  2.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  3.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年4月号
(vol.142)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun