カジノディーラーになって約半年という女性が2週間の間に12回にわたり勤務中にゲーミングテーブルから52万香港ドル(日本円換算:約698万円)分のチップを横領したとしてマカオ司法警察局に逮捕された。女性の自宅からは150万香港ドル(約2,014万円)分のチップや現金が見つかり、横領したチップが20万香港ドル分のほか、女性が別のカジノで勝利して得た80万香港ドル分のチップと50万香港ドルの現金が含まれるという。
8月30日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。逮捕されたディーラー職の女性は44歳のマカオ居民。犯行は8月12日から26日までの間、女性がバカラテーブルを担当していた際に12回にわたって行われ、靴底に隠して持ち出していたという。今月27日にカジノ側から司法警察に通報があり、監視カメラの映像で犯行内容が確認された。
警察の調べによると、女性はカジノ依存症で、賭博をする元手欲しさに犯行に及んだものとのこと。