不法入境の女、昏睡強盗の手口で宝飾品など奪う
- 2014/10/18 7:45
- 社会・政治
マカオ治安警察局は10月16日、不法入境で検挙した中国本土出身の22歳の女について、8月に発生した昏睡強盗事件の容疑者として司法警察局に引き渡した。
10月18日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。今年(2014年)8月11日、中国本土出身の男がタイパ島のカジノ内で初対面の女と知り合い、話が盛り上がったことから、2人でホテルの客室に戻った。男によると、女は部屋でテレビを観ていたというが、男は酒を飲んでそのまま眠ってしまったという。男が翌朝に目が覚めた際、すでに部屋の中に女の姿はなく、約43万パタカ(日本円換算:約573万円)相当の有名ブランドの腕時計3点と携帯電話が無くなっていた。
男から通報を受けた司法警察局が容疑者を割り出し、10月16日に治安警察局が不法入境で検挙された女の引き渡しを受けた。女は容疑を認めており、盗んだ時計や携帯電話は賭博のために借りた金の返済に充てたと供述しているという。