マカオの喫煙所設置カジノ6軒増え計18軒に-10月17日時点
- 2014/10/19 8:29
- カジノ・IR
10月6日午前0時からマカオのカジノのマスゲーミングフロア(平場)の全面禁煙化が始まった。マカオ政府衛生局が10月17日に公表した資料によると、10月17日までに平場の禁煙エリアにおける違法喫煙の検挙者は28人おり、そのうち22人が域外からの観光客、6名がマカオ市民だったという。
喫煙所の設置を申請したマカオに全40あるカジノのうち28軒で、設置数は計62か所。禁煙化初日から喫煙所を稼働できたカジノは12軒だったが、17日までに6軒増え、下記の18か所となっている。(※順不同)
【マカオ半島】
・MGMマカオ(美高梅)
・ウィンマカオ(永利)
・スターワールド(星際)
・フォーチュナ(財神)
・サンズマカオ(金沙)
・バビロン(巴比倫)
・リオ(利澳)
・プレジデント(總統)
・カムペック(金碧)
・モカ 内港(摩卡內港)
・モカ シントラ(摩卡新麗華)
・モカ ホテルロイヤル(摩卡皇都)
・モカ マカオタワー(摩卡旅遊塔)
【コタイ地区】
・ヴェネチアンマカオ(威尼斯人)
・サンズコタイセントラル(金沙城中心)
・シティ・オブ・ドリームズ(新濠天地)
・ギャラクシーマカオ(澳門銀河)
【タイパ島】
・アルティラ マカオ(新濠鋒)
すでに設置申請済みのその他の施設内の喫煙所については、設置工事と当局による審査を経て一般開放可能となる。
新禁煙法の規定により、来年(2015年)1月1日から禁煙化対象がバー、ディスコ、サウナ、マッサージ店の屋内に拡大される。この件について、衛生局の李展潤局長は17日、業界に対する周知徹底を図っており、これまで2年間の取り締まり活動の経験を活かし、スムーズに違法喫煙者の検挙を実施できるとコメントしている。