デモ影響?安全度昨年首位の香港が圏外に、総合では上海がトップ=中国都市競争力ランク
- 2014/12/18 18:03
- 香港・大湾区
中国都市競争力研究会(本部:香港)は12月18日、今年(2014年)の中国都市競争力ランキングを発表した。総合トップ5都市は前年と変わらず上海、香港、北京、シンセン、広州の順。マカオは昨年同様の12位だった。
マカオの政府系放送局TDMが12月18日夕方のラジオニュースで報じた。都市の成長力部門では、天津、シンセン、重慶がトップ3で、香港が2ランクダウンの13位、マカオは前年と変わらず17位だった。治安や投資環境についての安全都市部門では、台北がトップとなった一方、昨年トップだった香港は圏外に消えた。今年9月末から2ヶ月以上に渡って続いたデモ隊による道路占拠による影響とみられる。
中国とし競争力研究会は1998年に設立された中国本土、香港、マカオ、台湾を中心とした学者や研究者らが参加する研究組織で、技術力、想像力、居住快適度、幸福度など、さまざまなテーマに関する都市ランキングを発表している。