13年マカオの産業構造、第3次が94.3%占める=カジノ業は46.1%

マカオ政府統計調査局は1月7日、2013年のマカオの産業構造に関する統計結果を発表。第3次産業のGDP(域内総生産)に占める産業総付加価値の割合が前年から0.6ポイント上昇の94.3%となった。

第3次産業の内訳では、ゲーミング(カジノ)業が46.1%、カジノ業と密接に関連するホールセール・リテール業が7.6%、ホテル・飲食業が7.5%となり、カジノ及び周辺産業合計が0.1ポイントの軽微な上昇となる61.2%を占めた。その他では、不動産業が1.2%上昇の8.7%、銀行業が0.4ポイント上昇の6.2%、運輸・倉庫保管・通信業が0.3ポイント下落の2.7%。

一方、第2次産業は大型公共工事の1つ、マカオ大学新キャンパスが竣工したことなどから、0.6ポイント下落の5.7%となっている。第1次産業は0.6%に過ぎない。

カジノ施設が建ち並ぶマカオの町並み(資料)=マカオ新口岸地区—本紙撮影

カジノ施設が建ち並ぶマカオの町並み(資料)=マカオ新口岸地区—本紙撮影

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