マカオ人に対するカジノ入場禁止令は「デマ」=マカオ当局が声明

インターネットなどを通じて「マカオ政府が遅くとも2016年までにマカオ人(マカオ居留権保有者)のカジノ入場禁止令を出す」との情報が広がっている件に関し、カジノ行政を管轄する博彩監察協調局は1月15日、「事実に反する完全なデマだ」とする声明を発表した。

マカオでは、国籍や居留権によるカジノフロアへの入場制限は一切ない。2012年11月以降、カジノへの入場下限年齢が18歳から21歳に引き上げられた。なお、マカオの公務員については、旧正月などの特定日や職務上必要な場合を除き、カジノフロアへ入場することそのものが禁止されている。また、カジノ勤務者は、自身が所属する企業及びグループが運営するカジノ施設で賭博をすることができない。

カジノ入口に掲出されている入場規制に関する案内(資料写真)=マカオ・コタイ地区ー本紙撮影

カジノ入口に掲出されている入場規制に関する案内(資料写真)=マカオ・コタイ地区ー本紙撮影

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