マカオ航空、地元ミシュラン1ツ星店とコラボの機内食提供へ
- 2015/2/2 13:35
- 産業・経済
マカオ航空は1月30日、地元でミシュラン1ツ星評価を持つ人気広東料理店のティムズ・キッチン(桃花源小廚)、マカオ航空に機内食を供給するケータリング会社のセルベールマカオと共同で、新たに導入する機内食メニューの発表会を行った。
マカオの日刊紙「澳門日報」が1月31日付紙面で報じた。発表会で披露された新メニューは、ティムズ・キッチンの創業者でクッキングディレクターを務める黎有甜氏が様々な制限のある機内食向けに1ヶ月の試行錯誤の上に完成させたという18種類。長時間美味しさをキープできるよう工夫されたものになっているという。
マカオ航空の鄭岩社長は、安全面、サービス面の向上に加え、今後は地元マカオの有名飲食ブランドとのコラボレーションを推進し、マカオらしさをセールスポイントに加えていきたいと意欲をみせる。
マカオ航空によると、ティムズ・キッチンとのコラボレーションによる新しい機内食は、2月16日からマカオと北京、上海、成都を結ぶフライトのマカオ発のビジネスクラスで先行提供する予定とのこと。
なお、マカオ航空はマカオと東京(成田)、大阪(関西)を結ぶ直行便をそれぞれ週4便運航している。このうち、大阪(関西)線について、夏ダイヤ(3月29日〜)での増便を発表しており、デイリー化が実現する見通し。