14年マカオの犯罪件数1万4千件余=2.4%微増
- 2015/2/14 12:12
- 社会・政治
マカオ政府保安庁は2月13日午前に記者会見を開き、昨年(2014年)のマカオの犯罪情勢に関する統計を発表した。マカオ警察当局による犯罪立件数は1万4016件となり、前年比2.4%の微増だった。
市民の日常生活を脅かす強盗、窃盗、放火等の犯罪については当局による犯罪抑止策、取締強化、市民の防犯意識向上により改善が見られたという。また、厳重凶悪犯罪についても、ゼロまたは極めて低い発生率を維持できたという。
昨年の犯罪立件件数1万4016件のうち、大半が人身侵犯罪と財産侵犯罪で、それぞれ全体の19%、56%を占めた。
主な犯罪種類別では、詐欺が36.9%増の1154件、傷害が5.2%増の1769件、窃盗が12.2%減の3375件、空き巣が46.2%減の189件、強盗が20.0%減の120件、偽造貨幣行使が4.1%減の304件。
現在犯罪が多発するとされる旧正月前の歳末シーズンにあたり、警察当局ではパトロールなどを強化して対応にあたっている。