旧正月シーズン、マカオから日本へチャーター5便=北海道、福岡、長崎

マカオ政府民航局が2月16日に発表した資料で、今年の旧正月期間中(2月14〜28日)の増便・チャーター便運航申請数が昨年同時期からおよそ2.6倍となる73便(往復)に上ることがわかった。今年の旧正月、マカオでは4〜5日間の連休となる人が多いことから、近場の旅行先が人気という。

昨年の旧正月、マカオ発着の増便・チャーター便の運航を申請したのはマカオ航空の1社のみだったというが、今年は同社のほかにもエアアジア(マレーシア)、吉祥航空(中国)、復興航空(台湾)、ジンエアー(韓国)から申請があったという。路線別では、中国本土が50便、台湾が5便、韓国が13便、日本が北海道(千歳)、福岡、長崎との間で5便となっている。

日本往復便を運航するのはマカオ航空で、地元日刊紙「澳門日報」が2月17日付紙面で報じた内容によると「すでに予約率は9割を超え、他の路線を上回る勢いだ」(マカオ航空)という。

マカオと日本を結ぶ路線では、マカオ航空が東京(成田)、関西との間にそれぞれ週4便の定期便(直行便)を就航している。旧正月期間中はいずれも満席に近い状況とのこと。今年3月29日から関西線がデイリー化を予定している。

マカオ航空機(資料)=マカオ国際空港(写真:MGTO)

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