2月22日午後1時頃、香港ディズニーランド・リゾート内の「トイ・ストーリーランド」にあるパラシュート降下をテーマにしたアトラクション「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」が運転中に突然停止し、乗客36人がおよそ10分間宙吊り状態になっていたことが分かった。

香港メディア各社の報道によると、停止の原因は自動安全装置が作動したためという。香港ディズニーランドの広報担当は「安全上の問題はない」と説明しており、およそ1時間後に運転を再開したとのこと。このアトラクションでは、2月13日、14日にも突然の停止により乗客が宙吊りとなる今回と同様のトラブルが発生していた。

また、同日、リゾート内の「ミスティック・ポイント」にある別のアトラクションでも、システム上の問題を理由に、およそ1時間運転を停止するというトラブルがあったという。旧正月連休中の日曜日とあり、リゾートは多くの客で賑わっていたとのこと。

香港ディズニーランド・リゾートへ向かう鉄道の案内板（イメージ）＝香港・MTR欣澳駅