マカオマラソンでコース誘導ミス
- 2012/12/4 13:03
- ツーリズム
2日に開催されたマカオマラソンでコース誘導ミスが発生した問題について、大会組織委員会が3日、記者会見を行った。原因は誘導員による人為的ミスによるもの。なお、レース結果は維持される。
組織委員会の調査によると、誘導ミスによりコースを外れたランナーが余分に走った距離は少なくとも1キロを超えるものだった。レース開始後、フルマラソン、ハーフマラソン部門の優秀招待選手がレースを先導する形となったが、これらの選手がコースを外れた際、後続ランナーが追従してしまったという。強い雨が降っていたこと、多数のランナーが固まっていたこともあり、誘導係の制止が間に合わなかったという。組織委員会では人為的ミスだったことを認め、影響を受けたランナーに謝罪の意を示した。しかし、国際レース慣習に従い、レース結果自体は有効とし、維持する。
マカオの市民ランナーに対して時間制による賞金設定などもあったことから、レース終了後、ミスの影響を受けた一部ランナーがレース後に組織委員会関係者に詰め寄るなど、緊迫した場面もあった。