コックピット内で煙、中国国際航空B737-800型機が緊急着陸=乗客乗員全員無事
- 2015/3/26 10:40
- 香港・大湾区
3月24日午前、中国福建省アモイの高崎国際空港から北京首都国際空港に向かって飛行中だった中国国際航空(エアチャイナ)CA1802便(B737-800型機、機体記号B-1987)でコックピット内で煙が発生するトラブルがあり、安徽省合肥の新橋国際空港に緊急着陸した。
マカオの日刊紙「澳門日報」が3月25日付紙面で中新社及び中央社北京電を引用して報じた。中国国際航空によると、煙が発生したのはコックピットの右側で、パーツの故障によるものとの見方を示している。また、安全を確保するためパイロットが緊急着陸を決断したとし、同機は24日午前9時17分に合肥新橋国際空港に安全に着陸し、乗客乗員、機材ともに無事だったとしている。
乗客によると、機内食を終えたタイミングで機体が降下し、「機械故障のため合肥空港に着陸する」と機内アナウンスがあったという。その後、理由が「煙による影響」に変わったが、英語のアナウンスでは「エアートラブル」という表現が使われたため、機内に一気に緊張が走ったとのこと。
CA1802便は24日午前7時52分にアモイ高崎国際空港を出発し、当初予定では10時45分に北京首都国際空港に到着予定だった。
中国国際航空は中国4大航空会社の一角で、国家主席及び中国政府要人が外遊や地方視察の際に利用するナショナルフラッグキャリアとしても知られる存在。