マカオ国際空港、4月旅客輸送量6%増の48万人=中国本土路線で旅客減も新規就航でカバー

マカオ国際空港運営会社は5月6日、今年(2015年)4月の輸送実績などを発表。月次の旅客輸送量はおよそ6.0%増の48万人(のべ、以下同)、発着回数は6.5%増の4500回となり、いずれも成長ペースを維持した。

路線別では、台湾線が安定、東南アジア及び北アジア線が20%近い伸びとなったものの、中国本土線の一部では旅客の減少がみられたという。

4月については、3日に中国南方航空が武漢線(週3便)、10日に台湾のLCC(格安航空会社)Vエアが台北線(週3便)をそれぞれ新規就航している。これにより、マカオ国際空港へ乗り入れする航空会社は24社、就航都市は39都市となった。

昨年、マカオ国際空港の旅客輸送量は前年比9%増の548万人、発着回数は5.3万回となり、開港以来最多を記録している。

マカオ国際空港の旅客輸送量の規模は、隣接する香港国際空港との比較でおよそ10分の1、日本国内9位(2013年実績)の鹿児島空港とほぼ同じ。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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