総投資額6700億円、マカオの新IR「ギャラクシーマカオ第2期」と「ブロードウェイマカオ」メディアに公開=5月27日開業予定
- 2015/5/25 23:20
- 産業・経済
マカオのカジノ運営6社の一角、ギャラクシーエンターテインメントグループは5月25日、新カジノIR(統合型リゾート)プロジェクト「ギャラクシーマカオ第2期」及び「ブロードウェイマカオ」のメディア向け内覧イベントを開催した。本開業は今月27日午後5時を予定している。
ギャラクシーマカオは同社の旗艦施設で、第1期が2011年5月に開業済み。ブロードウェイマカオは隣接区画に建ち、ギャラクシーマカオと通路で直結する。ギャラクシーマカオ第2期及びブロードウェイマカオの開業により、ギャラクシーマカオのサイズは一気に2倍の110万平米となる。
今回、リッツカールトンマカオ、JWマリオットホテルマカオ、ブロードウェイホテルの3ホテルが同時オープンとなり、第1期で開業済みのバンヤンツリーマカオ、ホテルオークラマカオ、ギャラクシーホテルを含む合計ホテル客室数は4000室へ拡大。この他、カジノ、200店舗規模のショッピングプロムナード、マカオ初出店となるミシュラン3つ星のイタリアン「8 1/2 Otto e Mezzo Bombana(オット・エ・メッツォ・ボンバーナ)」など120店の飲食施設、3000席のシアター、世界最大のスカイトッププールなどのレジャー・エンターテインメント施設も盛り込まれる。
ギャラクシーエンターテイメントグループによると、ギャラクシーマカオの第1期と第2期、ブロードウェイマカオを合わせた総投資額は430億香港ドル(日本円換算:約6740億円)という。今後、ギャラクシーマカオは第3期、第4期の拡張プロジェクトなども準備しており、同社ではマカオへ累計1000香港ドル(約1兆5675億円)を投資することをコミットするとしている。