体積21%小さく、IATAが機内持ち込み手荷物サイズの新指針発表=香港キャセイ航空などが追随
- 2015/6/11 9:11
- 香港・大湾区
世界260の航空会社が加入するIATA(国際航空運送協会)は米国フロリダ州で6月9日(現地時間)に開催した年次総会の中で、機内持ち込み手荷物に関する新ガイドラインを発表した。
香港の日刊紙「アップルデイリー」が6月10日夜(現地時間)の電子版で報じた内容によると、新ガイドラインが示すサイズ「55×35×19センチ」で、香港航空大手のキャセイパシフィック航空の現行規定「56×36×23センチ」と比較して体積が21%も小さくなる。
目下、機内持ち込み手荷物の規定サイズは各社によって異なるという。IATAでは、新ガイドラインを採用するかどうかについても各社の判断に委ねられると強調したというが、キャセイパシフィック航空、中国南方航空、中国国際航空、ルフトハンザ航空、エミレーツ航空、カタール航空など8社がすでに追随の意向を示しているとのこと。