国際観光収入ランキング、中国本土・マカオ・香港がトップ10入り
- 2015/6/21 11:12
- 産業・経済
国連世界観光機関(UNWTO)が6月17日に出版した「UNWTOツーリズムハイライト(国際観光概観)2015」の中で、昨年(2014年)の国際観光収入ランキング上位10カ国・地域が発表され、中国(本土)が569億米ドル(日本円換算:約6兆9812億円)で3位、マカオが508億米ドル(約6兆2328億円)で5位、香港が384億米ドル(約4兆7114億円)で10位に入った。
アジア太平洋地区全体の観光収入は3768億米ドル(約46兆2304億円)で、国・地域別シェアでは中国本土が15.1%、マカオが13.5%、香港が10.2%を獲得し、およそ4割近くを占めた。
【資料】2014年国際観光収入ランキング
順位 国・地域名 国際観光収入額(日本円換算) 前年比
1位 米国 1772億米ドル(約21兆7410億円) 2.5%増
2位 スペイン 652億米ドル(約7兆9995億円) 4.2%増
3位 中国 569億米ドル(約6兆9812億円) 10.2%増
4位 フランス 554億米ドル(約6兆7971億円) 2.3%減
5位 マカオ 508億米ドル(約6兆2328億円) 1.9%減
6位 イタリア 455億米ドル(約5兆5825億円) 3.7%増
7位 英国 453億米ドル(約5兆5579億円) 10.3%増
8位 ドイツ 433億米ドル(約5兆3126億円) 5.0%増
9位 タイ 384億米ドル(約4兆7114億円) 8.0%減
10位 香港 384億米ドル(約4兆7114億円) 1.4%減
※データ出典:UNWTOワールドツーリズムハイライト2015(2015年5月集計値)