マカオの5月住宅不動産市場軟調=取引件数、平米単価とも2ケタ下落
- 2015/6/30 20:18
- 産業・経済
マカオ政府財政局が6月30日に公表した最新データによると、今年(2015年)5月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から12%、前年同月から21%それぞれ下落となる582件、平均平米単価は前月から12%、前年同月から14%それぞれ下落の9万134パタカ(日本円換算:約138万円)となった。
マカオ経済の屋台骨といえるカジノ売上が昨年(2014年)6月から今年5月まで12ヶ月連続で前年割れとなる中、住宅不動産市場については平均平米単価に大きな値崩れはないものの、取引件数そのものが減少傾向にあり、じわりマイナス影響が及びつつあるようだ。