マカオのパンダ「カイカイ」7歳の誕生日=返還15周年で中央政府から贈られたつがいのオス
- 2015/8/24 8:19
- ツーリズム
マカオ返還15周年を記念して中国中央政府からマカオへ送られたジャイアントパンダのつがいのうち、オスのカイカイ(開開)が8月24日に7歳の誕生日を迎える。直前の日曜日にあたる23日、展示施設では見学に訪れた市民や旅行者らとともに誕生日を祝うイベントが開催された。
同日のランチタイム、カイカイには飼育係の「7」の文字を象った手作りバースデーケーキがプレゼントされた。高繊維ビスケット、笹の葉、新鮮なフルーツ果汁シャーベットなどで飾り付けられた特製のもので、カイカイは興味津々で近づき、美味しそうにかじりついていたという。
カイカイはメスのシンシン(心心)とともに中国・四川省のパンダ保護研究センターから今年(2015年)4月30日にマカオへ到着し、6月1日からマカオ・コロアン島にあるジャイアントパンダパビリオンで展示がスタートしたばかり。先月(7月)5日にはシンシンが8歳の誕生日を迎えており、2頭ともに無事マカオで初めての誕生日を迎えたことになる。中国中央政府からマカオ返還15周年を記念して贈られたもの。
マカオジャイアントパンダパビリオンを所管するマカオ政府民政総署が8月23日に発表にしたコメントよると、カイカイは力強く丈夫な身体で、手先も器用でジャングルジム型の遊具をすいすい登っていくとのこと。メスのシンシンはまん丸体系でおっとりしており、かわいらしい仕草が見受けられるという。
なお、6月1日にカイカイとシンシンの展示がスタートして以降、マカオジャイアントパンダパビリオン多くの市民や観光客が訪れる人気スポットとなっており、見学者数は2万人を超えたとのこと。
マカオジャイアントパンダパビリオンはコロアン島の石排灣郊野公園内にあり、開館時間は火〜日曜の10時〜13時、14時〜17時、入館料は一般10パタカ(日本円換算:約160円)。