マカオ国際マラソン2015開催概要発表、世界遺産と横琴新区を含む新コースに=12月6日開催、8月29日エントリー開始
- 2015/8/26 13:29
- ツーリズム
マカオの冬の名物イベントとして30年以上の歴史を持つ市民参加型マラソン大会「マカオ国際マラソン」が今年も12月6日に開催されることが決まった。8月29日午前11時(マカオ時間、以下同)からエントリーを受け付ける。
イベントを主催するマカオ政府体育発展局、マカオ陸上競技総会が8月25日の記者会見で明らかにした内容によると、今年で34回目の開催となる「ギャラクシーエンターテインメント杯マカオ国際マラソン2015」は、例年通りフルマラソン、ハーフマラソン、ミニマラソンの3部門が設定される。スタート、ゴール地点はいずれもタイパ島のマカオ・オリンピック・スポーツセンター・スタジアムで、今年はマカオ歴史的市街地区のユネスコ世界文化遺産登録10周年を記念し、西灣大橋を渡って世界遺産媽閣廟(アーマーテンプル)、そして河底トンネル経由で中国・珠海市の横琴新区の一部にマカオの飛び地として誕生したマカオ大学新キャンパスへ至る新コースを予定しているという。なお、今回の賞金総額は149.6万パタカ(日本円換算:約2243万円)。
エントリーは8月29、30日(午前11時〜午後6時)にマカオ政府体育発展局及びマカオ陸上競技総会の事務所、8月29日午前11時からイベント公式ウェブサイトで受け付けるとのこと。なお、一般参加の定員はそれぞれフルマラソンが1200人、ハーフマラソンが2600人、ミニマラソンが4200人で、先着順となる。
マカオ国際マラソンは毎年12月第1週の日曜日に開催されている市民マラソン。1981年の第1回大会の参加者は400人だったが、近年の健康ブームに乗って参加者数が増加傾向にあるといい、昨年(2014年)はフルマラソンに1000人、ハーフマラソンに2000人、ミニマラソンに3000人が参加した。なお、昨年はハーフマラソン、ミニマラソンの人気が高く、エントリー受付開始後3日目で定員に達したという。
海外からの参加者では日本人が多いとのことで、公式ウェブサイトには日本語版(http://www.macaumarathon.com/jp/)も用意されている。