中秋節のマカオ、パンダやクマも特製ムーンケーキ味わう
- 2015/9/28 10:31
- ツーリズム
きのう(9月27日)、マカオでは中秋の名月(十五夜)にあたる中秋節を迎えた。どことなく南欧文化のイメージが強いマカオだが、中秋節には中国伝統の風習に従って日本の月見団子にあたるムーンケーキ(月餅)を食べるのが一般的となっている。
マカオの動物園を管轄する政府民政総署は同日、マカオの2ヵ所の施設で飼育、展示されているジャイアントパンダのつがいとツキノワグマのランチタイムのエサとして特製ムーンケーキを用意。見学に訪れた市民や観光客からは、本物のムーンケーキにそっくりで、ジャイアントパンダやツキノワグマがかわいい仕草で興味を示す様子に歓声が上がった。
民政総署によると、いずれもシャーベット状のフルーツなど高繊維食材で出来ており、飼育員らがそれぞれの個体の健康に配慮して手作りしたものという。