米カジノ大手MGMリゾーツ、中国パンダ保護研究センターにワクチン購入資金提供
- 2015/10/2 12:33
- 香港・大湾区
マカオでIR(統合型リゾート)MGMマカオを運営するMGMチャイナは9月29日、親会社の米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルが中国パンダ保護研究センターに対してパンダ用ワクチンの購入資金を提供すると発表した。
パンダへのワクチン接種プロジェクトはNPO組織パンダス・インターナショナルが実施しているもので、MGMリゾーツ・インターナショナル及び米国の製薬会社の協力を得て、1000本以上のワクチンが感染症の影響を受ける地域に届けられるとのこと。
パンダス・インターナショナルが専門家の推計として示したデータによると、2015年のパンダの生息数は野生環境が1864頭、世界各地における人工飼育が400頭にすぎないという。