マカオの8月末財政準備資産5.1兆円=株安受け若干目減り
- 2015/10/7 18:45
- 産業・経済
マカオ政府金融管理局は10月7日、マカオ特別行政区の今年(2015年)8月末時点の財政準資産合計が前月から10.9億パタカ(日本円換算:約164億円)マイナスの3415.3億パタカ(約5.1兆円)となったことを明らかにした。今年度予算(歳出)の4年分に相当する。
8月末時点の財政準備資産のうち、超額準備分が2107億パタカ分を占めたという。ポートフォリオは銀行預金が約1900億パタカ(約2.9兆円)、債権が約1080億円(約1.6兆円)、株式関連が約378億パタカ(0.6兆円)。
資産の目減りについては、昨今の世界的株安による影響を受けたためとみられる。
なお、昨年(2014年)12月末時点の財政準備資産合計は2463.4億パタカ(約3.7兆円)だった。