マカオの貯水池周辺で蚊が大発生?実はユスリカだった=吸血しない虫、当局が平静呼びかけ

マカオ政府衛生局によると、近日、マカオグランプリのレザボアスタンド及びメインスタンド裏にある貯水池付近で蚊が大量発生しているという周辺住民からの通報が相次いだという。

同局が11月9日に職員を派遣して調査を行ったところ、大量発生していたのは蚊ではなくユスリカだったことが明らかになった。ユスリカは漢字で「揺蚊」と表記されるが、人や動物を刺して吸血したり、伝染病を媒介する蚊とは異なる昆虫とのこと。同局では、冷静に対応するよう市民に呼びかけると同時に、大量発生した原因について調べを進めるとしている。

手前が貯水池、奥がマカオグランプリのレザボアスタンド及びメインスタンド(資料)=2014年11月、本紙撮影

手前が貯水池、奥がマカオグランプリのレザボアスタンド及びメインスタンド(資料)=2014年11月、本紙撮影

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