マカオ、運転中携帯電話使用の検挙数3000件超=1〜10月累計

マカオではスマートフォンの普及により、運転中に通話機能だけでなく、メッセンジャーやSNSアプリを使用する道路交通法違反行為が増えている。

マカオ治安警察局の最新統計によると、今年(2015年)1〜10月の自家用車による運転中の携帯電話使用に対する検挙数は3159件に達したとのこと。このほか、運転者及び助手席のシートベルト不使用が2727件、横断歩道において歩行者を優先しない行為が1391件あったという。

昨今、同局では危険運転行為に対する取り締まりを強化しており、警察官が違反車輌を発見した場合、停止させることなく目視確認のみで検挙する方針、携帯電話の使用を禁じる「運転中」の定義の中に、赤信号や渋滞による停車中も含まれるとの見解も示している。

マカオの道路交通法では、運転者による運転中の携帯電話の使用禁止が明文化されている。反則金は600パタカ(日本円換算:約9045円)。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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