第62回マカオGP閉幕、F3優勝は2年連続ロゼンクビスト=日本人選手も健闘
- 2015/11/22 18:50
- ツーリズム
マカオ・ギアサーキットを舞台に4日間にわたって熱戦が繰り広げられた「サンシティグループ第62回マカオグランプリ(マカオGP)」が11月22日夕方閉幕した。
期間中、「サンシティグループフォーミュラ3(F3)マカオグランプリーFIA F3インターコンチネンタルカップ」、世界初開催となるFIA-GT3規格マシンによる「SJMマカオGTカップーFIA GTワールドカップ」、二輪車の「サンシティグループマカオモーターサイクルグランプリ」など8つのレースの開催され、日本を含む世界各国・地域から200人を超えるレーシングドライバーが屈指の難コースとして知られる全長6.2キロの市街地サーキットを駆け抜けた。
最終日にあたる11月22日のマカオの天候は晴れ、気温28℃という暑さの中、いずれもマカオGPの看板レースで日本人選手も出場したF3マカオグランプリ及びGTワールドカップの決勝レースなどが開催された。
午後3時30分にスタートしたF3マカオグランプリ決勝(15周)では、ポールポジションからスタートしたスウェーデンのフェリックス・ロゼンクビスト(SJMセオドールレーシングバイプレマパワーチーム)が36分25秒280で史上2人目となる2年連続優勝を飾った。日本勢は山下健太(トムス)の15位が最高。関口雄飛(B-Maxレーシング)が16位、金丸悠(カーリン)と高星明誠(B-Maxレーシング)はクラッシュに巻き込まれるなどして途中リタイアとなった。
午後12時55分にスタートしたGTワールドカップ決勝(18周)は、レース終盤に発生したクラッシュの影響で途中終了に。14周終了時点でトップだったドイツのマロ・エンゲル(メルセデスAMGドライビングアカデミー)が初代優勝を飾った。日本人ドライバーとして唯一出場した澤圭太(ベントレーチームアブソリュート)が9位に入った。
また、21日に開催されたマカオロードスポーツチャレンジ決勝レースでは、木下みつひろ(シンセンダイノキングレーシングチーム)が2位に入り、今大会で唯一表彰台に立った日本人ドライバーとなった。