セントレジスマカオで防災訓練=大型IRサンズコタイセントラル内に12月17日開業予定
- 2015/11/27 16:06
- 産業・経済
マカオ・コタイ地区の大型カジノIR(統合型リゾート)サンズコタイセントラル内に今年(2015年)12月17日に開業を予定している新ホテル、セントレジスマカオで11月27日朝、開業を目前に控えた大規模防災訓練が実施された。
今回の模擬訓練では9階客室で火災が発生し、マカオ消防局のはしご車5台、救急車2台が駆けつけて客室に取り残されたゲスト1名を救出するというシナリオで行われ、消防署員30人、ホテル従業員300人らが参加し、およそ30分間で無事に終了したという。
セントレジスマカオのポール・カニンガム総支配人は、ゲスト及び従業員の安全が最優先であり、今回の訓練を通じて防災計画が万全であることを確認できたとコメント。同ホテルでは、客室及び共用部分のいずれについても、マカオ及び国際基準に適合した最新の消防設備を備えているという。
セントレジスはシェラトン、W、ウェスティン、ル・メリディアンなどのブランドで世界規模で展開する大型ホテルチェーン、米スターウッド・ホテル&リゾートの最高峰ブランドの1つで、今回がセントレジスブランドとして初のマカオ進出となる。
セントレジスマカオは38階建の高層タワー型ホテルで、スイートを含むゲストルームの総数は400室。
サンズコタイセントラルには、コンラッド、シェラトン、ホリデイ・インがすでに開業しており、セントレジスマカオは同IR内で4軒目のホテルとなる。