中国都市競争力ランク発表=首位は香港、マカオは2ランクダウンの14位
- 2015/12/9 13:42
- 香港・大湾区
中国城市競争力研究会(本部:香港)は12月8日、中国都市競争力ランキングの2015年最新版を発表した。総合首位は香港、2位は上海で前年同様、3位は北京に代わってシンセン(広東省)が入った。
このほか、広州(広東省)が5位をキープしており、華南・珠江デルタ地区主要都市の存在感が際立つかたちとなった。
同地区にあるマカオは前年から2ランクダウンの14位だった。昨年(2014年)6月以降のカジノ売上の低迷に伴うマイナス成長が順位に影響したものとみられる。マカオの部門別ランクをみると、特色ある観光都市でラサ(チベット自治区)に次ぐ2位、文化遺産の保護継続で北京、洛陽(河南省)に次ぐ3位、安全都市で6位といずれも上位に入った一方、成長競争力では昨年に続いて30位圏外だった。
中国都市競争力ランキングは毎年この時期に公表され、両岸四地と呼ばれる中国大陸、香港、マカオ、台湾の主要都市が対象。