香港競馬の元旦レース、史上最高の入場者数と馬券売上高記録

香港の沙田(シャーティン)競馬場で1月1日、「ラッキースタート1月1日レーシングデー」と銘打った毎年恒例のニューイヤーレース(11レース)が開催され、入場人数7.7万人(のべ)、馬券売上高15.4億香港ドル(日本円換算:約240億円)を記録。いずれも元旦開催レースとして史上最高となった。

香港競馬は香港の競馬競技団体にあたる香港賽馬会(ホンコン・ジョッキークラブ)が運営。例年、9月から翌年7月にかけて開催され、シーズン中、原則として毎週水曜日と週末にレースを開催している。水曜日は香港島の市街地にあるハッピーバレー競馬場でのナイトレース、週末にはハッピーバレー競馬場または郊外の沙田競馬場でのデーレースとなる。

香港賽馬会の資料によると、香港競馬の前シーズン(14〜15年)の累計馬券売上高は前々シーズン(13〜14年)から5.8%増となる1079.25億香港ドル(約1兆6838億円)で、3シーズン連続で過去最高記録を更新。また、累計入場者数は2.6%増の207.1万人で、直近12年で最多となった。

また、前シーズンの香港における馬券売上高から払戻金及び手数料を差し引いた香港賽馬会の通期の収入は4.3%増の168.62億香港ドル(約2631億円)、香港特別行政区政府に納付する競馬ゲーミング税は4.4%増の123億香港ドル(約1919億円)だった。

香港賽馬会は、競馬のほか、サッカーくじや「六合彩」と呼ばれるロトなども販売している。

香港ドル紙幣(資料)—本紙撮影

香港ドル紙幣(資料)—本紙撮影

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