マカオ警察、韓国人連続侵入窃盗犯逮捕=学校とレストラン狙う
- 2016/1/3 9:23
- 社会・政治
マカオ治安警察局は1月2日、マカオの新興住宅街エリアにあたるタイパ島の学校やレストランを狙い盗みを繰り返していたとして韓国人の男1人を加重窃盗容疑で逮捕したことを明らかにした。
同局によると、1月1日の夜、警察官がマカオ・タイパ島の運動場圓形地付近をパトロールしていた際、破壊されたレストランの窓から男が這い出しているのを発見。現場でこの男の身柄を拘束して所持品検査を行ったところ、複数の通貨の現金などが見つかったという。その後の警察の取り調べに対し、少なくともタイパ島の学校、レストラン5件に盗みに入ったこと自供したとのこと。
近年、マカオを訪れる韓国人旅客が急増しており、2014年に初めて年間50万人の大台を突破、過去最高の55.4万人を記録した。2015年は夏期に流行したMERS(中東呼吸器症候群)の影響を受けて一時落ち込んだものの、11月までの累計で前年同期比1.6%減の49.9万人まで持ち直しており、2年連続で大台を突破する見通し。しかしながら、昨年はスポーツベッティングサイトの運営、組織売春、自作自演の狂言、オーバーステイ、不法就労など、マカオにおける韓国人による犯罪が相次ぐなど、トラブルも目立った。