中国2都市で鳥インフル感染例=広東省肇慶市でH5N6型、上海でH7N9型

マカオ政府衛生局は1月2日夜、中国・広東省の衛生当局から同省肇慶市で1人の患者がH5N6型鳥インフルエンザウイルス感染の確定診断を受けたとする報告を受けたことを明らかにした。

患者は肇慶市端州に住む40歳の女性で、昨年(2015年)12月22日に発熱し、28日から医療機関に入院して治療を受けているが、容体は危篤状態という。

H5N6ウイルスは鳥類の体内に存在するもので、低病原性にあたり、鳥からヒト、ヒトからヒトへの感染リスクも少ないとのこと。直近では、昨年(2014年)4月、12月、今年2月、7月、12月に中国の四川省、広東省、雲南省で感染例が確認されている。

広東省は香港及びマカオと陸で接しており、人の往来も多い。肇慶市は広州市の西に位置し、広州経由で香港との間を結ぶインターシティ列車も運行している。

また、同日、上海市衛生当局から59歳の男性患者が1月1日にH7N9鳥インフルエンザウイルス感染の確定診断を受けたとする報告も入ったとのこと。2013年から現在まで、中国本土におけるH7N9鳥インフルエンザの確定診断を受けた患者は682人おり、このうち少なくとも235人が死亡したという。2015年9月以降、浙江省、広東省、安徽省、湖南省で感染例が確認されている。

香港、マカオの衛生当局では、WHO(世界保健機関)及び各国・地域の衛生当局と協力しながら最新状況の把握を行っているほか、玄関口となる各イミグレーション施設における体温検査を含むヘルスモニタリングなどの水際対策を導入するとともに、市民に対して鳥類の接触を避けることなど、感染予防策を講じるよう呼びかけている。

香港と肇慶を結ぶインターシティ列車(資料)—本紙撮影

香港と肇慶を結ぶインターシティ列車(資料)—本紙撮影

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