マカオ航空の福岡線、発着時間一部変更=3月28日から直行定期便初就航
- 2016/1/4 12:38
- 澳日関係
マカオ航空大阪支店は1月4日、今年(2016年)3月28日から新規就航を予定しているマカオと福岡を結ぶ定期便(週4便)について、最新版のフライトスケジュールを公表した。
同路線は、月・火・金・土にそれぞれ1往復のフライトを設定するが、今回の最新版では、従来発表されていたものから火曜日のみ発着時間が繰り上げとなった(下記資料参照)。なお、機材はマカオ航空の中で最も座席数の大きいエアバスA321(178〜179席)を投入を予定している。
【資料】
マカオ航空(NX)福岡(FUK)〜マカオ(MFM)運航スケジュール(予定)
NX805 FUK 20:55(火20:00)発 MFM 23:30(火22:35)着
NX806 MFM 15:30(火14:25)発 FUK 20:00(火18:55)着
※運航日:月・火・金・土
※発着時間は全て現地時間
※関係国政府による許認可等の取得が条件
マカオ航空はマカオと日本を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社で、すでに東京(成田国際空港)及び大阪(関西国際空港)の2都市に乗り入れ済み。今年3月に大阪線、11月に東京線が週4便からデイリー運航に変更となり、使用機材もエアバスA319(112〜122席)からそれぞれA321、A320(144〜158席)に大型化された。
昨今、マカオでは円安などを背景に日本渡航がブームとなっており、マカオから日本を訪れる訪日旅客需要の高まりで、日本線は定期便、チャーター便ともに高い搭乗率をキープしているとされる。
マカオ航空はマカオに本拠地を置くマカオを代表するフラッグシップキャリアで、中国4大航空会社の一角にあたるエアチャイナ(中国国際航空)が7割弱、マカオ特別行政区政府が2割強の株を保有する。世界的なアライアンスには加入していないが、エアチャイナ、全日空、アシアナ航空、タイ国際航空といったスターアライアンス系航空会社を中心にコードシェアを行い、マイレージサービスではエアチャイナ、全日空と提携している。