マカオの15年12月住宅不動産市場、平均平米単価が対前月で5%上向く
- 2016/1/29 11:33
- 産業・経済
マカオ政府財政局が1月29日に公表した最新統計によると、昨年(2015年)12月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から14件減少、前年同月から83件の増加となる501件だった。
同月の平均平米単価については前月から5%、前年同月から18.5%のそれぞれ下落となる7万8541パタカ(日本円換算:約116.4万円)だった。
マカオ経済の屋台骨といえるカジノ売上が昨年(2014年)6月から昨年12月まで19ヶ月連続で前年割れとなっていることに加え、相次ぐ人民元の切り下げ、中国本土及び香港市場の株安などが重なっている状況で、マカオの住宅不動産市場についても冴えない状況が続いている。