マカオ、食用家禽類売買を3日間停止=H7亜型鳥インフル見つかる
- 2016/2/4 10:00
- 社会・政治
マカオ政府民政総署と衛生局が2月3日夜に記者会見を開き、同日から3日間、マカオにおける食用家禽類の売買停止措置を実施することを発表した。民政総署が同日実施した沙梨頭臨時市場における家禽類のサンプル検査で、一部にH7亜型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が見られたため。
検査結果が明らかになった後、政府は緊急危機管理体制に移行し、即時に卸売市場の家禽フロアを閉鎖し、1万5千羽を超える全量殺処分及び消毒措置を行った。市場で家禽類を販売していた男女3人の密接接触者についても10日間の医学観察下に置かれる。
民政総署によれば、今回H7亜型鳥インフルエンザに陽性反応を示した家禽は中国広東省高明の養殖業者が生産したものといい、すでに中国側の関連部門に通報済みとのこと。