CTM、今年3度目の通信障害―3G通話
- 2012/12/27 10:29
- 産業・経済
26日、マカオ最大の総合通信会社CTM(澳門電訊)の携帯電話通信網でトラブルが発生し、19時02分から約30分間にわたり3Gネットワークを利用した音声通話発着信ができない状況となった。
CTMによると、トラブルの原因は交換機のソフトトラブルによるもの。通信分野を管轄するマカオ政府電信管理局は事態を重く見て、CTMに対し24時間以内に事故報告の提出を求めた。CTMによる通信障害は今年で3度目。
今回の通信トラブルの影響を受けたのはCTMの3G通信網を利用した音声通話の発着信。SMSやパケット通信、2Gネットワークに影響はなかった。
マカオでは今年7月9日に2G(GSM)から3Gへの完全移行を予定していたが、5月14日に発生したCTMによる3G通信網トラブルの影響で一旦2013年1月1日へ延期したが、11月に再度2015年6月5日へ延期することを発表したばかり。
なお、日本で使用している携帯電話をマカオで利用する場合、ローミング接続先は主にCTMとなる。