Uberが春節期間中の中国ユーザーによる海外利用状況発表=飛躍的な伸びに
- 2016/2/24 12:15
- 香港・大湾区
世界各地でスマートフォン向けアプリを使った配車サービスを展開する「Uber(ウーバー)」運営会社は2月23日、中国の大型連休にあたる春節期間中(2016年2月5〜19日)の中国ユーザーによる利用状況を発表した。
同社の発表資料によれば、春節期間中の中国ユーザーによる海外でのサービス利用人数は前年の同じ時期から882%、総移動距離は973%のそれぞれ大幅増。また、サービス利用都市数は前年の157都市から倍増となる319都市となった。
渡航先上位10ヶ国・地域は、米国、英国、台湾、オーストラリア、シンガポール、香港、カナダ、マカオ、タイ、フランスの順。都市別では香港、台北、ロサンゼルス、シンガポール、ニューヨーク、サンフランシスコ、マカオ、ロンドン、バンコク、シドニーの順だった。
なお、海外ユーザーによる中国における同期間中の利用人数、総移動距離についても、それぞれ841%、969%の大幅増を記録したとのこと。利用数上位10都市は上海、北京、深圳、広州、杭州、成都、天津、長沙、武漢、蘇州の順。出身国・地域では米国と香港が最多だった。
昨今、中国の主要都市では米国系のUberや中国系の滴滴快的(ディディ・クァイディ)が展開するスマートフォン向けアプリを用いた配車サービスの普及が急拡大しているとも報じられている。