1室あたり建設費8億円…超豪華ホテル「THE 13」今夏マカオに登場

マカオ・コタイ地区でホテル開発プロジェクトを進めているルイ13世ホールディングス(漢字表記:路易十三集團有限公司)は2月25日、ホテルのブランド名を「THE 13(十三第)」とし、開業予定時期を今年(2016年)晩夏と発表。同時に、客室イメージを初公開した。

「ウルトラ・ラグジュアリー」(ステファン・フン共同会長)を目指すという同ホテルはコタイ地区の最もコロアン島に近い位置にあり、200室のヴィラで構成される。このうち、大半のヴィラの面積は2000平方フィート、31室ある最大規模の「ヴィラ・デ・ステファン(皇殿)」については3万平方フィート超になるという。また、ヴィラ1室あたりの建設コストはおよそ700万米ドル(日本円換算:約7.9億円)とのこと。

ホテル内にはミシュランガイドで長年にわたって三つ星評価を獲得しているフランス・パリの有名フレンチレストラン「ランブロワジー」の海外初となる店舗をはじめとした複数の料飲施設やスパも入る予定。

なお、同社はブランド統一のため「THE 13ホールディングス(十三集團有限公司)」への社名変更を予定しているという。

ベッドルームのイメージ(写真:The 13)

ベッドルームのイメージ(写真:The 13)

※その他の写真は本紙フェイスブック公式ページ参照。

関連記事

最近の記事

  1.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営する澳門輕…
  3.  マカオ政府統計調査局は11月20日、今年(2024年)1〜9月の小売業販売額調査結果を公表。 …
  4.  マカオ政府統計・センサス局は11月20日、今年第3四半期(2024年7〜9月)の金融業人材需給及…
  5.  マカオ政府公共建設局(DSOP)の発表によれば、コタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の…

ピックアップ記事

  1.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  2.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  3.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年11月号
(vol.137)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun