マカオ税関、手荷物検査に「赤緑式」導入へ
- 2016/3/9 8:32
- 産業・経済
マカオ税関は3月7日、海路、陸路、空路の各出入境施設の税関検査場おいて手荷物検査に「赤緑式」を順次導入する方針を明らかにした。
赤緑式とは、旅客自身が手荷物が免税の範囲を超えている、または超えているか分からない場合、その他の税関での諸手続きが必要な場合に赤の窓口、免税範囲を超えていない場合に緑の窓口を通過することを選択するもの。
赤緑式は手荷物検査を適正かつ迅速に行うための重要手段のひとつとして、世界税関機構(WCO)が構成各国・地域に対して積極的に採用するよう呼びかけているものとのこと。
マカオ税関では、年内をメドに段階的に赤緑式を導入する計画。今年(2016年)3月15日から外港フェリーターミナルで試験導入し、その結果を踏まえて改善を行った後、上半期中に残る海路出入境施設、下半期中には各陸路出入境施設及びマカオ国際空港に拡大する予定。