香港天文台、今年の台風襲来数を4〜7個と予測
- 2016/3/17 7:49
- 香港・大湾区
香港天文台の岑智明(シュン・チーミン)台長は3月15日、今年(2016年)香港に襲来する台風の数を4〜7個、年間降雨量を平年並みまたはやや多いおよそ2500ミリ以上とする予測を明らかにした。
岑台長によれば、(昨年香港に様々な異常気象をもたらす要因の一つとなった)エルニーニョ現象は今後数ヶ月のうちに収束する見通しが、下半期以降にラニーニャが出現する可能性があるとのこと。台風シーズンのスタート時期は6月以降で、香港から半径500キロ圏内に侵入すると予想される台風の数は正常値に近いとした。
なお、昨年香港天文台が警報を発令するに至った台風の数は3個で、長期年平均の6個と比較して少なかった。